おおきな世界(星)の構成・特徴
■天界
雲の上にあり全体的にふわふわしてる。だいたい住んでる人たちの頭もふわふわしてる。幻想的な世界。
種族は天界人、天使ともいう。羽が生えているがそれ以外はまんま普通の人間。
羽は訓練によって出したり隠したりできる。あと魔法が使える。主神がいるのがこの世界。
人間界を箱庭のようにして遊んでる。時には助け、時には陥れる。
これが地上界の「神様」制度として長年続いていたものの実態である。
魔界の蛮族共を殲滅してやりたいと思っている。
■地上(人間界)
人々が暮らす土地。ここに暮らす人々の大半は天界と魔界のことを知らない。
聞いたことがあっても御伽噺くらいに思っている。魔法は使えず、肉体も上下の両界の人々と比べて貧弱。
文明の発達度合いは低いがその代わり自然豊かな大地に恵まれている。
■魔界
日の光が届かない地の底の世界。日照権を求めている。
種族は魔族、悪魔ともいう。見た目は普通の人間と変わらないが異形のものもいる。魔法が使える。
高度な文明を持ち、機械と科学の世界。その割りに脳筋族、野蛮人が多く、強い奴が全てという掟。
地上を我が物としようとしているが、天界との睨み合いであまり進んでいない。
と、いうのは建前で現大魔王がやる気のない奴なので進んでない。
■歴史
太古、人々はみな地上で暮らしていた。
それから数百年が経ち、世界は二大国が対立する戦争時代を迎えていた。
長年続いた激しい戦により大地は焦土と化していた。人類はめっちゃ強かったので住むには問題なかったが、
どちらの国の人間も自然を愛していたので、このままではまずい、しかし戦力はいつまで経っても
拮抗状態で終わりは見えない。ならば互いに顔を合わせないで済む場所へ行こうと、
一つの国は空へ、そしてもう一つの国は地下へ。
地上が元の豊かな姿を取り戻すまで停戦しようという約束が成された。
地上には数少ない中立派の人間たちが残った。
空に行った国の末裔が今の天界人、地下へ降りた国の末裔が今の魔族、
そして残された中立派の人間が地上界に暮らす人々である。
地上に残った人々は、争うことなく残された自然と一体化し平和に暮らしていたので、
魔法を使う必要もなく、そうして使わない力は衰えていき次第に使えなくなっていった。
ので、地上の人間は魔法を使えない。
一方の両界に移った人々は慣れない過酷な環境下に身を置く事になったため、更なる進化が求められた。
そうして生きるために魔法の力や独自の文明が発達し、今に至る。
ちなみに、二つの国が天と地に分かれてから千年ほど経っているので、
地上でのん気に暮らしていた人々からその歴史は消えかけている。
ので現在の地上人は天界、魔界のことを知らない。